ベンチャーチャレンジ2020によって省庁間連携が強化され、ベンチャーには強力な支援が可能になりつつあります!
※ベンチャーチャレンジ2020の概要についてはこちらの記事をご覧ください。
起業、独立には、不安がある・・・。ベンチャー企業に就職・転職をしてもいいのだろうか・・・。そんな悩みを持っている方々に後押しとなる支援が始まっています!!
これからベンチャーへの支援が増え、手厚いサポートが待っていることでしょう!
今回は、ベンチャーチャレンジ2020の代名詞になるかもしれないベンチャー企業の成功事例についてご紹介いたします!
目次
事例紹介
1.音力発電
とあるベンチャー企業では音力発電という技術を開発しました。音力発電では、日常の捨てられてしまうエネルギーを活用しており、具体的には、音や振動を有効活用するといったものです。その技術のことを「エネルギーハーベスティング」と呼んでおり、創業当時から取り組んでいる技術です。
人が床を踏むとその振動でライトが点灯するという、圧力を電力に変えるシステムを作っています。もし、人混みの多い場所の床下に設置を出来たならどうなるでしょうか。想像するだけでもどれぐらいの電力を生み出せるのか気になります!
ベンチャーとして創業しましたが、資金援助はなく、人的な支援のみを受けて少しずつ発展をしていきました。様々な人との関わりでネットワークを拡げ事業を拡大していったのです。
2.ミドリムシの活用
東京大学発のベンチャー企業があります。そのベンチャー企業では「ミドリムシが地球を救う」スローガンにミドリムシを活用した研究を行っています。
ミドリムシを活用した栄養価の高い機能性表示食品の開発、化粧品の研究、開発、販売を行っています。ミドリムシを活用するなんて思わないですよね!それをベンチャーとしてやっているのです。
また、地球温暖化問題にも着手しミドリムシを使ったバイオ燃料も開発中になります。
これこそ、本当に「ミドリムシが地球を救う」ですね!!
3.特殊ペプチドの開発、世界に渡り合える技術
特殊ペプチドの作り出す技術を開発した教授とベンチャーの経営経験がある社長がタッグを組んで誕生したベンチャー企業。こちらも東京大学発。
バイオ開発のベンチャーにおいて、研究開発に莫大な費用と期間を要するため資金を集めることが非常に困難なんです。
ですが、こちらの企業では他社にはない創薬技術とビジネスモデルを確立していたため10年という短い期間で東証一部に上場したという驚異の実績を持っています。
特殊ペプチドという次世代新薬として期待されていながらマーケットは確立していないため、売り手市場の中ビジネスを発展させていったそうです。
また、特殊ペプチドを安価で正確に、そして大量に作ることができる技術力もあったために大手とも対等に渡り合えているのだとか!
やはり、他社にはない技術、ノウハウがあると強さが違いますね!ただ、政府としてもこのような企業を増やして、海外とも渡り合いたいと考えていることも事実です!
地方がハンディキャップの時代は終わった
課題先進国である日本の各地域には、世界の中でも最先端のビジネスニーズが存在しており、地方創生の動きとも相まって、こうした地域発・地域だからこそのベンチャー創出を促進し、「待ち」ではない「攻め」の姿勢で地域の案件発掘を展開することで、2020年には、地域に雇用と活力を生み出す地域発かつ世界レベルのベンチャーが数多く輩出されることを実現する。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/topics/2016/seicho_senryaku/venture_challenge2020.pdf
東京オリンピック2020年に向けて
オリンピック特需といわれる言葉もあるくらいオリンピック開催地では経済が大きく変動します。なので、自国でオリンピックを開催したいという国が多いということも事実です。
ベンチャーチャレンジ2020では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が行われる2020年に、世界中から、一流の経営者、起業家、ベンチャーキャピタル、機関投資家等を招いてビジネス・マッチング等を行う世界規模のイベントを開催予定です。
これから起業・独立をする人、ベンチャー企業にとっては大きなチャンスですね!!
まとめ
ベンチャー・チャレンジ2020でより多くのベンチャー企業が生まれ、大学との連携、大手との連携、地方の活性化、海外人材の流入などメリットを出してくれると嬉しいですね!!より具体的な支援の仕方をいずれまとめていきたいとおもいます!
ベンチャー・チャレンジの概要はこちらの記事をご覧ください。