商品が売れない理由を考える時に試したいマーケティング手法はこちら!

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売りたい商品がある。
商品を売りたいけど売れない。その理由も分からない。

そんな時に大手企業も実践して成功事例が生まれている考え方をご紹介します!

それは、「デザイン・シンキング」という考え方です。これまでのやり方とは違ったやり方になりますので、売れない商品の売り方も変わるかもしれませんよ!

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デザイン・シンキング

デザイン・シンキングとは、デザイナーの発想のことです。要約をすると、生活者を起点にして発想するというものになります。優秀なデザイナーやクリエイティブな経営者はこの考え方を実践している人が多いといわれています。

実は、10年ほど前からこの考え方は提唱されていたのですが、なかなか浸透しませんでした。ただ、そこに着目したのは大手企業です。大手企業が実験的に取り組み成功につなげたことでデザイン・シンキングという方法論が拡がりつつあります。

なぜ、生活者を起点にするのか

なぜ、生活者を起点に商品を発送するのでしょうか。それは、技術、市場に合わせた商品開発では限界が来ているためです。

世の中が便利になるにつれて、機能も増えて便利になっていますよね?ただ、売る側から考えると便利で丈夫なものが増えたために既存の延長では売れなくなってきてしまっているのです。

例えば、私たち消費者にとっては、多少機能が追加をされていても同じ商品の後継で使う機能があまり変わらないのであれば、積極的な購入はしませんよね。冷蔵庫や洗濯機、掃除機など新しい商品が出て都度購入なんて通常はしません。

そこで、アプローチ方法を自社の持っている技術、市場目線で考える(ロジカルシンキング)のではなく、生活者(ユーザー)のニーズに応える商品を開発することで新しい発想を生み出そうとデザイン・シンキングが積極的に使われるようになりました。

デザイン・シンキングの考え方をプロセス化

優秀なデザイナーの思考をデザイナーでもない一般人が即真似をすることができるかというとなかなか難しいところがあります。そこで、それをプロセス化させた機関があるのです!

それは、米スタンフォード大学の「ハッソー・プラットナー・インスティテュート・オブ・デザイン」の通称「d.school 」です!さすがは、スタンフォード大学!やることが違いますね。

ブログ記事の作成に例える

デザイン・シンキングの考え方を分類すると大きく3つになります。

・理解

・発想

・試作

これらをイメージしやすくするために、ブログ記事の作成に当てはめて説明をしたいと思います。

理解

これは、生活者の状況を理解し、ブラッシュアップすることで課題を明確にしていきます。

ブログに例えるなら、読者が求めている話題はどのような話題なのか、フィールドワーク、インタビュー等の調査を重ね、読者のニーズを見極めます。他サイトの調査まで行い、キーワードの競合の有無を調べます。

発想

理解で浮き彫りになった課題に対して、どのような解決策があるのかを思いつく限り紙やデータ化など見える形にして出していきます。アイデアを出していくイメージになります。

試作

2つのプロセスを実施し、いよいよ形にしていきます。まずは、書きだした解決策をどういう流れで文章にしていくのか、設計図のようなものを作ります。

その設計図をもとに、まとまりがなくても書き出します。一通り出来たものを見返し、校正は問題ないか確認し伝わるかどうか検証します。この繰り返しを行うことで完成に近づけていきます。

デザイン・シンキングの考え方

これからの3つのプロセスを実行するとデザイン・シンキングの考え方になります。ただ、これも繰り返すことで完成度の高いデザインシンキングになりますので、何度もトライしてみることをおすすめします!

商品が売れないというのなら、商品の特徴を説明すつのではなく、生活者にとって必要なものなのかどうか検証してみるのも新しい発想につながるかもしれませんね。

まとめ

デザイン・シンキングのメリットに現場の状況をつかむことで新しい発想に結びつきやすいというものがあります。一方で市場の状況を把握しずらいというデメリットもありますので活用する際には注意してくださいね!

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