米国の大手格付け機関であるWeiss Ratings社が1月24日の初の仮想通貨の格付けを行います。これは、投資家が投資を意思決定を支援するために行われます。
今回、どの通貨がどのように格付けをされるのかご紹介します。
WeissRatingsとは
フロリダ州パームビーチガーデンズに存在するWeiss Ratingsは、金融機関の独立系格付け機関になります。そして、1月24日は、この金融格付け機関による仮想通貨の初めての格付けが行われました。
公式サイト:https://www.weissratings.com/
格付けの種類は大きく5種類になります(+や-も存在します)
A(「優秀」)
B(「良い」)
C (「公平」)
D(「改善必要」)
E(「価値に値しない」)
この感じだとCで標準といったところになりますね!更にWeiss Ratingsでは、AまたはBの格付けは、「購入」に相当する投資評価として解釈することもできます。ただ、Cの評価だからといって警戒をし購入をするべきではないといった判断になります。一時保留といったところでしょう。
D、Eに関しては、保有することがリスクになる可能性があり、売却することも視野に入れた方がいいかもしれません。もちろん、格付けだけでなく、外部の情報も見たうえで判断をした方がいいでしょう。
Weiss Ratingsの評価方法
WeissRatingsの仮想通貨の格付けへの重要な要素は、米国政府会計庁(GAO)、バロンズ、 ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズなどのように、他の投資分野における独立性と正確性の歴史があります。
「極端な価格変動にもかかわらず、仮想通貨は明るい未来と投資家に異常とも言える大きな利益をもたらす可能性を秘めています」とWeiss Ratingsの設立者Martin D. Weiss博士は述べています。しかし、市場は投資家にとって動きが早すぎて混乱を生み出しています。投資家は新判断基準として、確実で公平な格付けという明快な判断基準を必要としています。
評価のための項目は、価格リスク、報酬の可能性、ブロックチェーン技術、採用、セキュリティなどの要素を評価します。Weiss氏は、「データの急激な変化のために、アップグレードとダウングレードは他の分野よりも頻繁に行われています」と説明しています。
格付けの例
・Bitcoin(C +の格付け)は、セキュリティと普及率が優れています。しかし、大きなネットワークボトルネックが発生し、遅延や高いトランザクションコストが発生します。Bitcoinは初期の成功を達成するための激しい継続的な努力にもかかわらず、迅速にソフトウェアコードをアップグレードするための即時のメカニズムはありません。
・2番目に広く採用されているCryptocurrencyであるEthereum(B)は、いくつかのボトルネックにもかかわらず、より容易にアップグレード可能なテクノロジとより速いスピードで利益を得ます。
・Novacoin(D)とSaluS(D)は、技術革新と採用の両面で弱い。
Steem(B-)は、ソーシャルネットワークの特徴に沿って考慮されているほとんどすべての重要な要因において、適度な強度の比較的良好なバランスを楽しんでいます。
気になる結果は?
発表後にWeissRatingsのサイトはダウンしてしまい、アクセスができませんでした。そのため、早期に発表をした方の情報をいろいろと見てみたのですが、バラバラでデマも多く出回っているようです。
A評価の通貨はありませんでした!個人的に期待をしていたリップルはCでした(~_~;)
ここで気になることとしては、ビットコイン(BTC)よりもイーサリアム(ETH)の方が評価が高かったことですね!あとは、NEOに関しても評価が高かったですね!
この格付けがどこまで影響してくるかは予想できませんが一つの指標になることは間違いなさそうです!
これら格付けが行われた仮想通貨銘柄を購入するには
日本の仮想通貨取引所では取扱いがないため通貨もあります。その場合は海外の取引所を使う必要があります。ただ、海外の取引所に送金をするには日本の取引所から送金をすることになります。
その場合の分かりやすい日本の取引所だとコインチェックやbitFlyerなどがあります。口座開設には1週間ほどかかるのでお早めに!
それぞれの別の取引所に送金する際の送金手数料はこちら!
coincheck | bitFlyer | |
送金手数料(BTC) | 0.001BTC | 0.0008BTC |
送金手数料(XRP) | 0.15XRP | 無 |
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まとめ
格付けの発表後はそれほど大きな価格の変動はありませんでした。イーサリアムに関しては、評価が高かったのでもう少し価値が高くなってもいいのかなというのが個人的な感想です!このように仮想通貨が様々な機関から指標になるような評価をされていくことが増えるかもしれませんね。これからも仮想通貨市場には注目です!
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